マラ立ちぬ

風俗に行くオタクです

バラ3本の花言葉③

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さて皆さん、お手洗いの方はよろしいでしょうか?お手洗いは大事ですよ。お手洗い、これはマジです。お手洗い!!お手洗いいいいいいい!!!!!!

 

……はい、これからの手コキの話をしましょう。

 

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手コキが始まります。

そっと指が添えられる……んっ、いい力加減だ。

ゆっくりとストロークがはじまる……んっ、いいスピードだ。

 

カリに指が当たるように意識したいい手コキです。欲を言えばもう少し裏スジへの刺激のバリエーションがあるとよいですね。しかしトータルで見れば手慣れたよい動きです。手コキだけに。

 

徐々にあがるスピード……んっ、いいね。

ツバをローションとし亀頭へ刺激……んっ、気持ちよすぎてヒュンとします。

 

手慣れたいい手コキだなぁと思いながらホテルの壁を眺めます。……この部屋、タバコ臭いなぁ。

 

シュッシュッシュッ

 

部屋に響く手コキの音。あ、ホテルの有線は切ってあります。だって松本梨香とか流してるですもん。アローラ!とか聴きながら射精したくないでしょ……(とはいえ、アローラ1番の終わりは絶好の射精ポイントなのでぜひ聴いてみてください)

Opening Season 20 Pokemon アローラ!! Arora!! Alola!! (Pokemon Sun & Moon - Opening 1) - YouTube

 

シュッシュッシュッ

 

響く手コキ音。

響け〜♪ 生まれたての夢詰め込んで〜♪

 

……はい。

響けユーフォニアマーの皆様、失礼しました。

 

シュッシュッシュッ

 

ん……あれ?

一向に、射精する気配が、ないぞ……?(汗)

もっというと、シナって来たぞ…??

アレ?(汗)

 

なんということでしょう!!

初風俗でシュレックを相手に射精したこともあるこの私が!!

早漏の自覚があるこの私が!!!

射精できないばかりか中折れをしだしたのです!!

 

前代未聞の状態に焦ります。なぜ折れる!?

お前は!そんな子じゃぁ!ないだろうっ?!

 

焦る─

焦る焦る焦る──

 

不出来な息子を責める父親気持ち。一生童貞のくせにそんな気持ちだけはここで学んでしまう、そんな皮肉に気がつく余裕すらなく、私の中には射精への焦りばかりが広がります。

 

なぜ、なぜ、なぜ、なぜ?

チンポを見る。

なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ?

意識を集中する。

ぐわん、ぐわん、ぐわん、ぐわん

チンポをかすめるとある欲求。

 

あ、オシッコ行きたい……

 

哀しきかな。尿意とはときに射精感を阻害するのです。これは人類がアウストラロピテクスだった頃から受け継がれてきた正当な生理現象。きっとあのルーシーだってセックス中にそんなことだってあったでしょう。ちなみにルーシーは女性です。

 

そういえば、スイパラでコーヒーがぶ飲みしたんだった……自分の過去の行いを食いつつ「あ、ちょっとトイレに……」とそそくさとトイレにいくワタクシ。

 

皆さん、お手洗いは、大事ですよ?

 

戻ってくると、おちんちんは見違えるような元気を見せてくれます!

キタキタキタキタ!!!

これは……イケる!!!(ダブルミーニング)

確信に満ち満ちた我が愚息、はちきれんばかりの希望をちんぽに、いざ!射精(だ)さん!

 

ピピピピピピピ〜♪♪♪

 

…………ふぁ?

 

聞き慣れた音、あまりに聞き慣れたこの音に、私は絶望を覚えました。

そう、タイムアップです。

 

たしかに、ここまでに多くの時間を使っていました。たしかに、お嬢さんからも「はよイケやコイツー」みたいな目線を受けていたのも分かりました。しかし自分は早漏である、すぐイケるに違いない!この自覚が逆に自分を苦しめることになるとは思っても見なかったのです。。。

 

絶望の淵に立たされた(チンコは立っていない)私がここに来て取れる選択肢は2つ。

 

「私と生きるか、私と死ぬかだ!」

 

あ、違う、これコードギアス

 

正しくはこれ。

  1. 延長をする
  2. 大人しく帰る

お財布との相談を始めます。

奇しくもここで私を苦しめるもの、そう、あのペリエです。

あのペリエさえ、なければ……っっ!

かの事件以降、ペリエのせいで私の財政は非常に厳しいことになっているのです(じゃあ風俗来るなという話)。

 

逡巡────

……結論は、出ました。

 

第一の選択肢でも第二の選択肢でもない結論、それを今、お見せしましょう!

なんと言っても、時間はあるのですから

 

 

 

 

 

 

 

 

〜10分後〜

ホテルの中には一人の男がいた。

男一人には過ぎた大きさの部屋。

部屋の中には大きなテレビと、大きなベッド。

部屋は浴室と繋がっており、浴槽の隣には色とりどりの入浴剤。

ベッド脇には照明を調整するためのスイッチと、小さな袋が2つ。

 

俗に言うラブホテルの一室である。

どこにでもあるラブホテル、しかしこの光景は少しおかしい。

カップルや夫婦、セフレと呼ばれる性行為のためのパートナーとであろうとも、少なくともラブホテルというものには、男女二人で入室するのが一般的なはずだ。ではなぜこの男は、ラブホテルの一室に一人でいるのか。

 

言ってしまえば、男は風俗での逢瀬のためにここにいるのである。たしかに、昨今の日本ではデリヘルやオナクラと呼ばれる無店舗型の風俗店が増え、風俗の"プレイルーム"の一つとしてラブホテルを使う例は珍しくない。

だが、この男は少し複雑な事情を抱えていた。

 

何を隠そうこの男、先程まで風俗のサービスを受けていたのである。なるほど、つまりこの光景はプレイ後の賢者タイムであると。

 

否、断じて否。

この男の手に持つものは何か。

刮目せよ、それは熱り立ったマラなのである。

男が、一人マラを扱いているのだ。

 

風俗で射精した男が、その後に一人でマラを扱くことがあるのか。

否、断じて否である。

この光景からこの男に何があったかは想像に難くない。

 

風俗で射精できなかった精を、自らの手で吐き出そうとしているのだ。

 

男は一心不乱にマラを擦る。

頭の中には先ほどのプレイが浮かんでいるのであろうか。

マラを持つ手は、滲む悔しさを込めているようにも見えた。

 

〜(中略)〜

 

男のマラを扱く手が速くなる、射精が近いようだ。

男の吐息が速くなる。

男の手が早くなる。

男は固く目を閉じる。

射精の快感を全身で感じるために。

風俗での雪辱を晴らすために。

 

腰のあたりから登ってくる快感。

それは射精へのカウントダウンの開始を意味する。

10 速く

9 もっと速く

8 快感がこみ上げ

7 男は集中を深める

6 風俗のこと忘れ

5 ただ目の前のマラに意識を尖らせる

4 準備は整った

3 さあ

2 今こそ解き放て!

1 全てを忘れる一瞬の煌めきを!!!

 

一閃──────

男の手には溢れんばかりの眩い光。

男の手の隙間から飛び出した一条の光線は、男の顔の横を掠めた。

男は頬をかすめる白き光、奇しくもそれは男の意識を現実へと引き戻す。

背後の枕のシーツは白く濡れ、袖口には白い液体。

男の顔には先程までの集中した面影はなく、「やってしまった」という顔をしている。

 

男はその顔のまま、慣れた手付きで後処理をテキパキとこなし、それからほどなくして、自分の行動を恥じるようにして布団の中へ顔を埋めた。

 

〜(中略)〜

 

男は風俗での雪辱を果たすため、一人戦う道を選んだ。そしてその戦いに勝利した。

しかし、勝利の先に何があったか。そこには虚無しかなかったのだ。

男に、道はなかった。

財布の中の偉人たちは愛想を尽かして彼の元を去り、なけなしのプライドは負けたまま帰ることを許さなかった。

彼は今、何を思うのだろう。

寂しさを紛らわすためか、ホテルの有線のボタンに手を伸ばす男。

 

有線からは男の聞き慣れた曲が流れ出した。

あぁ、このときの男の気持ちなら想像に難くない。

 

ポケモンの曲、聞きたくねぇよ……」と。

 

(続)

 

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