マラ立ちぬ

風俗に行くオタクです

【ご報告】

この度、彼女ができました。

 

"女オタオタ〜"とかそういう感じではなく、真剣にお付き合いをするお相手です。

 

これに伴って私の風俗人生に幕を下ろします。

今後一切行くことはありません。合コンや相席屋などについても同じくです(おそらくほとんどのイベントも行かないことになります)。

 

風俗太郎としての今までの私を面白がってくださり、ありがとうございました。

これからは在宅アニメオタクとして、しがなく生きてゆきます。

 

それでは私は先に行かせていただきます。

さようなら〜

 

2018-8-23

バラ3本の花言葉④

前記事→ バラ3本の花言葉③ - マラ立ちぬ

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。最後に少しだけ、疑問提起をしてこのレポートの締めとさせていただきます。

 

今回私は、風俗イクことができないという経験をしました。

私にとってはあまりに珍しいこと、というか初めてのことで気持ちが揺れているのですが、先人たちを見れば「風俗でイケない」というのはごくごくありふれた話でもあります。そのことで気を落とす人もたくさんいらっしゃることでしょう。

 

では、イケない風俗に意味はないのか?

「風俗に行く」とは「イク」ことなのか?

 

それは否であると、私は思います。

風俗の目標は快の追求、すなわち「気持ちよくなること」です。それは「イク」ことと必要十分ではないはずです。気持ちよければいいじゃないかと。

 

気持ちよさにはいろいろあるでしょう。耳や乳首から得る快感、女性を攻める快感、女性に攻められ快感、言ってしまえば女性とお話するだけでも気持ち良いものです。射精はその一つでしかありません。

 

風俗で射精できないことで悔やむ人は、ハードルが射精で出来てしまっているのです。もちろん、射精は目に見えて分かりやすいゴールの形です。ですが逆に、そのゴールに向かってしか走らないのは勿体無い。もっと道中の景色に目を向けてほしい。

そこにはキレイな桜や紅葉が咲いているかもしれないし、小川のせせらぎや鳥の鳴き声が聞こえるかもしれない。私はそういう道程での楽しさに重きを置きたいのです。童貞なので。

 

それらの道程を楽しくないと思う人は、セックスを射精としか捉えていないのかもしれません。僕は童貞なのでヤリチンさんの気持ちは分かりませんが、それは独りよがりであるとも私は思います。セックスとはコミュニケーション、これは私がタイの風俗旅行で実感したことです。

 

話を風俗に戻しましょう。

私は風俗に行くことの本質は、美味しい料理を食べに行くことと何ら差異はないと考えています。美味しいものを食べに行くことだって、快の追求です。そこに差異はないと考えています。

もちろん、性労働を合法化することによる問題点や女性の人権問題、イリーガルはリーガルで守れないという話、personal is politicalといった問題から、一概に同一と言うつもりは全くありません。

ただ、男が風俗に行く理由の本質は、美味しいものを食べに行くことと変わらないと私は思うのです。その点で射精は、料理を食べることにおける満腹感と言えると私は考えています。美味しいものを食べるときに、満腹になることだけを目指しても面白くないじゃん?

(……そろそろあったかい家庭料理が食べたいね)

 

だからあえて言います。射精なんてしなくていいじゃないかと。射精なんて大事じゃないよと。

射精できなくて苦しかったら、女の子と触れ合うことの楽しさを思い出そうやと。

 

ここからは今回の私の話。

射精できなかったですけど、トータルでは満足です。まぁこれだけ射精ちゃうねん!射精ちゃんねん!言ってるので分かると思いますが。だから自信を持って風俗楽しかったよ!とレポートを書くのです。今回のお嬢さんのこと、結構好きですしね。

今日ここで書いたことは、元々私の根底にあったのですが(それは多分非モテルサンチマンでもありそう)、一人でシコっているときにこの結論に至りました。致していただけに。

 

長くなりましたが、ここらで最後に。

 

このレポートが、人は風俗に何故行くのか、風俗とは何なのか、そんなことを皆さんが考えるキッカケになれば幸いです

また、このレポートが風俗射精問題に悩む全ての人間たちの希望とならんことを祈って

 

†○ーメン†

(完)

 

 

P.S.

というわけなんで、僕のこれは風俗解禁だと思うかどうか、ぜひTwitterまで意見をお寄せください。

 

【補足】

袖にかかった精液は間もなくガビガビになったそうです。

バラ3本の花言葉③

前記事→ バラ3本の花言葉② - マラ立ちぬ

 

さて皆さん、お手洗いの方はよろしいでしょうか?お手洗いは大事ですよ。お手洗い、これはマジです。お手洗い!!お手洗いいいいいいい!!!!!!

 

……はい、これからの手コキの話をしましょう。

 

──────────────

────────

────

──

 

手コキが始まります。

そっと指が添えられる……んっ、いい力加減だ。

ゆっくりとストロークがはじまる……んっ、いいスピードだ。

 

カリに指が当たるように意識したいい手コキです。欲を言えばもう少し裏スジへの刺激のバリエーションがあるとよいですね。しかしトータルで見れば手慣れたよい動きです。手コキだけに。

 

徐々にあがるスピード……んっ、いいね。

ツバをローションとし亀頭へ刺激……んっ、気持ちよすぎてヒュンとします。

 

手慣れたいい手コキだなぁと思いながらホテルの壁を眺めます。……この部屋、タバコ臭いなぁ。

 

シュッシュッシュッ

 

部屋に響く手コキの音。あ、ホテルの有線は切ってあります。だって松本梨香とか流してるですもん。アローラ!とか聴きながら射精したくないでしょ……(とはいえ、アローラ1番の終わりは絶好の射精ポイントなのでぜひ聴いてみてください)

Opening Season 20 Pokemon アローラ!! Arora!! Alola!! (Pokemon Sun & Moon - Opening 1) - YouTube

 

シュッシュッシュッ

 

響く手コキ音。

響け〜♪ 生まれたての夢詰め込んで〜♪

 

……はい。

響けユーフォニアマーの皆様、失礼しました。

 

シュッシュッシュッ

 

ん……あれ?

一向に、射精する気配が、ないぞ……?(汗)

もっというと、シナって来たぞ…??

アレ?(汗)

 

なんということでしょう!!

初風俗でシュレックを相手に射精したこともあるこの私が!!

早漏の自覚があるこの私が!!!

射精できないばかりか中折れをしだしたのです!!

 

前代未聞の状態に焦ります。なぜ折れる!?

お前は!そんな子じゃぁ!ないだろうっ?!

 

焦る─

焦る焦る焦る──

 

不出来な息子を責める父親気持ち。一生童貞のくせにそんな気持ちだけはここで学んでしまう、そんな皮肉に気がつく余裕すらなく、私の中には射精への焦りばかりが広がります。

 

なぜ、なぜ、なぜ、なぜ?

チンポを見る。

なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ?

意識を集中する。

ぐわん、ぐわん、ぐわん、ぐわん

チンポをかすめるとある欲求。

 

あ、オシッコ行きたい……

 

哀しきかな。尿意とはときに射精感を阻害するのです。これは人類がアウストラロピテクスだった頃から受け継がれてきた正当な生理現象。きっとあのルーシーだってセックス中にそんなことだってあったでしょう。ちなみにルーシーは女性です。

 

そういえば、スイパラでコーヒーがぶ飲みしたんだった……自分の過去の行いを食いつつ「あ、ちょっとトイレに……」とそそくさとトイレにいくワタクシ。

 

皆さん、お手洗いは、大事ですよ?

 

戻ってくると、おちんちんは見違えるような元気を見せてくれます!

キタキタキタキタ!!!

これは……イケる!!!(ダブルミーニング)

確信に満ち満ちた我が愚息、はちきれんばかりの希望をちんぽに、いざ!射精(だ)さん!

 

ピピピピピピピ〜♪♪♪

 

…………ふぁ?

 

聞き慣れた音、あまりに聞き慣れたこの音に、私は絶望を覚えました。

そう、タイムアップです。

 

たしかに、ここまでに多くの時間を使っていました。たしかに、お嬢さんからも「はよイケやコイツー」みたいな目線を受けていたのも分かりました。しかし自分は早漏である、すぐイケるに違いない!この自覚が逆に自分を苦しめることになるとは思っても見なかったのです。。。

 

絶望の淵に立たされた(チンコは立っていない)私がここに来て取れる選択肢は2つ。

 

「私と生きるか、私と死ぬかだ!」

 

あ、違う、これコードギアス

 

正しくはこれ。

  1. 延長をする
  2. 大人しく帰る

お財布との相談を始めます。

奇しくもここで私を苦しめるもの、そう、あのペリエです。

あのペリエさえ、なければ……っっ!

かの事件以降、ペリエのせいで私の財政は非常に厳しいことになっているのです(じゃあ風俗来るなという話)。

 

逡巡────

……結論は、出ました。

 

第一の選択肢でも第二の選択肢でもない結論、それを今、お見せしましょう!

なんと言っても、時間はあるのですから

 

 

 

 

 

 

 

 

〜10分後〜

ホテルの中には一人の男がいた。

男一人には過ぎた大きさの部屋。

部屋の中には大きなテレビと、大きなベッド。

部屋は浴室と繋がっており、浴槽の隣には色とりどりの入浴剤。

ベッド脇には照明を調整するためのスイッチと、小さな袋が2つ。

 

俗に言うラブホテルの一室である。

どこにでもあるラブホテル、しかしこの光景は少しおかしい。

カップルや夫婦、セフレと呼ばれる性行為のためのパートナーとであろうとも、少なくともラブホテルというものには、男女二人で入室するのが一般的なはずだ。ではなぜこの男は、ラブホテルの一室に一人でいるのか。

 

言ってしまえば、男は風俗での逢瀬のためにここにいるのである。たしかに、昨今の日本ではデリヘルやオナクラと呼ばれる無店舗型の風俗店が増え、風俗の"プレイルーム"の一つとしてラブホテルを使う例は珍しくない。

だが、この男は少し複雑な事情を抱えていた。

 

何を隠そうこの男、先程まで風俗のサービスを受けていたのである。なるほど、つまりこの光景はプレイ後の賢者タイムであると。

 

否、断じて否。

この男の手に持つものは何か。

刮目せよ、それは熱り立ったマラなのである。

男が、一人マラを扱いているのだ。

 

風俗で射精した男が、その後に一人でマラを扱くことがあるのか。

否、断じて否である。

この光景からこの男に何があったかは想像に難くない。

 

風俗で射精できなかった精を、自らの手で吐き出そうとしているのだ。

 

男は一心不乱にマラを擦る。

頭の中には先ほどのプレイが浮かんでいるのであろうか。

マラを持つ手は、滲む悔しさを込めているようにも見えた。

 

〜(中略)〜

 

男のマラを扱く手が速くなる、射精が近いようだ。

男の吐息が速くなる。

男の手が早くなる。

男は固く目を閉じる。

射精の快感を全身で感じるために。

風俗での雪辱を晴らすために。

 

腰のあたりから登ってくる快感。

それは射精へのカウントダウンの開始を意味する。

10 速く

9 もっと速く

8 快感がこみ上げ

7 男は集中を深める

6 風俗のこと忘れ

5 ただ目の前のマラに意識を尖らせる

4 準備は整った

3 さあ

2 今こそ解き放て!

1 全てを忘れる一瞬の煌めきを!!!

 

一閃──────

男の手には溢れんばかりの眩い光。

男の手の隙間から飛び出した一条の光線は、男の顔の横を掠めた。

男は頬をかすめる白き光、奇しくもそれは男の意識を現実へと引き戻す。

背後の枕のシーツは白く濡れ、袖口には白い液体。

男の顔には先程までの集中した面影はなく、「やってしまった」という顔をしている。

 

男はその顔のまま、慣れた手付きで後処理をテキパキとこなし、それからほどなくして、自分の行動を恥じるようにして布団の中へ顔を埋めた。

 

〜(中略)〜

 

男は風俗での雪辱を果たすため、一人戦う道を選んだ。そしてその戦いに勝利した。

しかし、勝利の先に何があったか。そこには虚無しかなかったのだ。

男に、道はなかった。

財布の中の偉人たちは愛想を尽かして彼の元を去り、なけなしのプライドは負けたまま帰ることを許さなかった。

彼は今、何を思うのだろう。

寂しさを紛らわすためか、ホテルの有線のボタンに手を伸ばす男。

 

有線からは男の聞き慣れた曲が流れ出した。

あぁ、このときの男の気持ちなら想像に難くない。

 

ポケモンの曲、聞きたくねぇよ……」と。

 

(続)

 

バラ3本の花言葉④ - マラ立ちぬ

 

 

 

バラ3本の花言葉②

前記事→ バラ3本の花言葉① - マラ立ちぬ

 

〜プロローグ〜

はじまりは高校同期からのこんなLINEから

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彼も本気では言ったのではないでしょう。

しかし、私は何故か思ってしまったのです。

春休みのうちにを吹かせたい──と。

 

そして行ってしまいました。

に。

 

 

 

オタク風俗論 本編 〜風はなぜ吹くのか〜

 

3月が終わろうとしていました。

舞台は横浜。

頬には、春を感じさせる、暖かい風。

これは、3月のイフ────

 

 

その日は、オタクと川崎のスイパラに行こうという約束をしていました。何やらとちおとめ食べ放題なるフェアをやっているらしく、や、それは行くっきゃなくない?となったわけです。

当日はおやつ時に集合し、スイパラで浴びるようにとちおとめを食べ、コーヒーをがぶ飲みし、終わる頃には満足の一言。

 

オタクとはそこでお別れし、一人電車に乗って、乗換駅の横浜に着きます。

 

Professor.Gunso 「さて、食欲が満たされた人間は何をするんだったかな?Anybody?」

Mr.Seiyoku 「SEX!」

P.Gunso 「Yap! よく勉強しているね!それじゃあ早速セックスをしに行こうか!」

 

〜30分後〜

気がつくと私はホテルにいました。

チンポマジヲの神隠し、怒涛の急展開です。

 

この間何があったか、どこの店で、いくらか、今回は本論を優先のため割愛させていただきます。

 

とりあえずホテルは出入り自由なタイプでした。3時間がデフォだったので3時間をチョイス、風俗の時間を考えると過分です。これが後に波乱を引き起こします。

 

さて、ホテルでぷらぷらしているとお嬢様がやって参ってございます。可愛い……そしておっぱいは(ココ大事)。

 

雑談も程々にプレイスタート。今回のチョイスは手コキ、耳舐めに乳舐め(「弊社の耳と乳首が舐められます」株式会社 Common Wind Lover )をオプションとします。

 

まずは耳舐めから。

耳に這う甘美な温度。初めは触れるか触れないかギリギリでの攻め、チロチロと舌先が触れるたびにカノジョの温度を感じようと、私の耳は敏感になっていきます。

そしてその"熱"は耳の中へ。一度耳の中へ入るや否や、熱はとめどなく耳の中を駆け巡り、快感が光のように私の脊髄から足先までを駆け抜けていく……

 

歴戦個体だ────

 

これでも風俗通い2年の私、技術を感じる腕は確かだという自負はあります。そんな私をしてのこの快感。3ヶ月風俗を禁じていたとはいえ、あまりに巧すぎる。歴戦個体と言わざるを得ません。

 

この巧さ、孫子のある一説を思い出します。

始めは処女の如く

敵人戸を開くや

後は脱兎の如くにして

敵は拒(ふせ)ぐに及ばず

(孫子『九地篇』)

これはつまり、始めは処女のように控えめに、そして一度耳の中へ舌を入れたが最後、後は高速で耳の中を舐めてしまえば相手は為す術がない、という孫子なりの耳舐めの極意を語ったものであるのです。

やはり孫子は偉大ですね。

 

 

耳舐めが終わると次は乳首への攻めが行われます。さてさてこちらのウデマエは如何に。

 

……うんめぇ

 

服の上からのタッチ、脱いだ後のフェザータッチからのチクピン(乳首をピンとする行為のことです)、そして徐々に力を加えて相手の最も気持ちいいところを探していく。。。ニュートン法のような滑らかな探索で私のゲキ=キモチイイ=ポイントを見つけると、的確な力加減でのチククリ(乳首をクリクリする行為のことです)攻撃。チクシゲ(乳首からの刺激のことです)に慣れ物足りなくなってくると、攻撃はチクナメ(乳首を舐める行為のことです)へ移行。完璧な流れです。流れるような乳攻め、これが"捌き"──

 

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捌きのチクニストの乳首攻めが終わると、手コキフェイズになります。俺のターン、ドロー。

 

さて、手コキフェイズでは〜と話し始めたいところですが、長くなってきたのでここらで一度話を区切るとしましょう。

どうぞ読者の皆さまは一度お手洗いにでも行ってこられてください。

 

とはいえ急に話を切られて不満な方もいるでしよう。ですので、この手コキフェイズの結論だけは先に述べましょう。

 

率直に言います。

 

私は、ここで

射精できなかったのです──────

 

(続)

 

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バラ3本の花言葉①

こんにちは、H軍曹です。

そろそろ2018年冬アニメも最終回シーズンですね。皆さんのオススメは何でしょうか、私はデスマ二郎です。嘘です。

デスマ二郎の話はよいとして、今クールの終わり、それは同時に春休みの終わりを意味しているのです。

そんな春休みの終わり、私はとある焦燥感に襲われていました。

 

何もしていない──

 

私は、何も、していないのです。

春休みに入る前のことを思い返しましょう。

私は、希望に満ちていました。

 

─春休みになれば、出会いは山のようにある

─春休みになれば、彼女ができる

─春休みになれば、女という女が自分のものになる

 

それが春休みが終わる今、どうでしょう?

やっていることといえば、

─アニメを見る

─イベントに行く

ラノベを読む

─なろうの異世界小説を読む

これだけです。消費豚とし起き、消費豚として眠る。生産しているのは精子だけ。しかしそんなもの、いくら大量に生産しようとも、使われることのなければタダの産業廃棄物なのです。

 

俺は、何をしてるんだ?

漠然とした焦燥感が私の心を支配していました。

 

さて、本題に入りましょう。

私は今回、年明けより続けてきた風俗禁を解禁するともいえない行為に手を出しました。

しかし、とある事情のため、それが解禁と呼べるのか幾ばくの疑問があります。

ですので皆さん、私が風俗を解禁したと言えるのか、どうか見定めてください

 

それが、皆さんのミッションです。

同時に、私なりのテーマを持ってこのレポートを書き上げたいと思います。

では長くなりますが、どうぞお付き合いください。

風俗レポ、スタートです。

 

風俗とは何か──

この2018年という時代にいざ、問わん

 

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出会い系で会ったナオンに5万円騙し取られた話④

第三章 一人の夜 大阪の朝

 

〜1時間後〜

彼女が帰ってくることはありませんでした。

 

 3.1 五万円の酒、五千円の涙

これが俗に言う飲み逃げというやつです。そんなに私の顔がお気に召さなかったのでしょうか、悲しいです。。。まぁこの際私の顔の悪さは置いておくとして(置いてはおけない顔悪さはなのですが)、問題はいくら払わされることになるのかということです。

ベル・エポックのお値段は前述の通り。これに店頭価格分が加算され、さらにチャージともう二杯分の値段と考えると3,4万くらいはかかるでしょう……

下手をすると、あのアマと店がグルである可能性すらあります。ここに来て怖いお兄さんが出てきたらどうしよう、身分証明書を取られたらどうしよう、そんな気持ちがグルグルと頭を巡ります。

 

考えても仕方ありません、とりあえずお会計をお願いします。

渡される伝票、そこに書かれたお値段は──

5万5千円

 

(๑´•.̫ • `๑)

(๑´•.̫ • `๑)

(๑´•.̫ • `๑)

 

ま、まぁね、払えない額ではないんです、ないんですけど……

 

内訳を確認します。

ベル・エポック 5万円

(´Д`)ハァ…(クソデカため息)

 

まぁこんなものでしょう。値段はそこそこ妥当なのかなと。あと、お店が暴利をふっかけてこなくてよかったです。よかった……のか?

 

手持ちのお金では到底足りそうもないのでクレジットカードでお支払い。バーテンのお兄さんに泣きついたら5千円はマケてくれました、涙の価値は5千円です。モンハンで武器を作るときに必要になるかもしれませんよ、軍曹の涙。

 

3.2 涙のあと(all quartets lead to the?)

かくして目から5千円を流しながらお店を後にします。

 

大阪の夜は、あまりに寒く、あまりに静かでした。

いったいどこで間違えてしまったのでしょう。気持ちはエロゲの選択肢を考えるときのそれになります。オタクと別れず京都にいればよかった、そも出会い喫茶に行かなければよかった、路上でナンパすればよかった、別の出会い系を使えばよかった、メッセージに気が付かなければよかった、無視すればよかった、HUBに行けばよかった……考えれば考えるほど、気持ちは沈んでいきます。そんな思考から逃げるようにして足取りは早くなり、気がつくと宿たるネットカフェに着いていました。

 

ネカフェのシャワーを浴び、さぁ眠ろうとするも眠れず、吐くこと数度、気持ちはさらに沈んでいきます。そんな私のことを、ネカフェの卓上ライトに照らされた5万円の領収書は、じっと、じっと見つめて来ているのでした。

 

──気がつくと、浅い眠りをしていたようです。なぜ自分は起きてしまったのか、このままずっと眠っていれば幸せだったのかもしれない。いっそ夢ならばよかったのに。そんなぼんやりとした思考を巡らせていると、私が目を覚ました理由が分かりました。

隣のボックスのカップルが、フェラをしていたのです。

 

はじめは、かすかな話し声と、どこかで聴いたことのある水音でした。それに耳を傾けると、それは紛れもない口淫行為。聞き間違いようがありません、昨年何回この行為のためにお金を払ったと思っているのでしょう。時間は午前4時30分、私のブースには聞き慣れたチュパ音が響いていました。

 

空調の音に紛れ聴こえるチュパ音。

それに加わる男の吐息。

男女の衣擦れの音。

そして隣のオヤジのイビキ。

これらが奏でる四重奏。

 

世界で一番の『悲愴』を子守唄にしながら、私は逃げるようにして目を閉じます。

ぎゅっと、ぎゅっと目を閉じます。

 

どうして私はあれになれなかったのか。

どうしてこんな目にあわなければならないのか。

どうして、どうして、どうして……

 

嗚呼、この世界は嘘と不平等でしかないんだなぁ……

 

そして私は意識を失いました。

 

3.3 ラグナレクの接続

────これが私の人生で一番辛い夜の物語です。

 思うところは色々あります。ありすぎるくらいに。

自分の浅はかさへの後悔、あの女性への憤り、ひいては遍く女性という存在への不信感、人の業の実感、世を厭う気持ち……色々な感情が今でも整理できていません。

 

嘘のない世界をつくりたい、シャルル・ジ・ブリタニアさんの言うことが分かってしまった瞬間でもありました。

 

さて、ここまでお付き合いいただいた皆様には大変な謝辞を申し上げると共に、どうかこのようなことがないよう私を反面教師にしていただきたく思います。

そうは言っても、出会い系で女性に会うなんてことはないし、そんなにマヌケなことはしないぞ、と皆さんが仰っている姿が目に浮かびます。

今回の件は私の責任たる部分も大きいことは確かですが、同様に確かなのはこの世界には明確な悪意を持つ人間、また悪意を悪意と思わないような人間がいるということです。

そして我々は、そんな人間たちはどこか遠くの世界にいると思いがちです。しかし、彼ら彼女らはすぐ近くにいるのです。

ちょっとした偶然、ちょっとした気の緩み、ちょっとした事故で、彼らと我々の世界は交差します。

どうか皆さん、そんな悪意へのセンサーを敏感にして、悪意から身を守ってください。また、悪意に曝され、気持ちが沈んだときは、私と共に気持ちを強く持ちましょう。

 

そして何より、そんな悪意が皆さんに降りかかることがないよう願い、このレポートの締めとさせていただきます。

 

それでは皆様、よい夜を。

 

from 軍曹 (2018 / 3 / 5)

 

 

P.S.

励ましにランチを奢ってくれたオタクさん、赤福を買ってくれたオタクさん、ありがとうございました😭

出会い系で会ったナオンに5万円騙し取られた話③

第二章 美しき優雅な時代

これは僕の宝具の名前です。

ベル・エポック》と読みます。

 

2.1 道頓堀豚骨ラーメンズ

さて、前回の続きです。出会い喫茶で出会いを掴むことができなかった私。ここでキメるつもりだったので肩透かしを食らった気分です。

しかしオタクとの夜の語らいを蹴って来ている以上、このようなつまらない結果で帰るわけには行きません。そこで私の取った選択肢は、出会い系に飲みの誘いを乗せるというものでした。

書き込んだのはPCMAXとハッピーメール、アダルトではなくピュアの方の掲示板です。まぁ当たり障りのない感じで。うまく行けばそのままワンナイトできればいいなと思いまして。

まぁ、これが全ての原因なんですね。

 

出会い系歴もソコソコのマテクシ、業者か否かはひと目でわかります。アンサートーカーと読呼んでください。ちなみに私は股間からザケルを出すことができます。そんな私のもとに一件のメールが届きました。

ぜひ飲みましょう!

そこからしばらくメッセージのやり取りをすると、どうやら業者ではなさそうです。

旅ということで気が大きくなっていたこともあり、私はその女性と合う決意をしました。

 

軽くメッセージを交わして待ち合わせ場所に着いたのは24:15頃。

お互いの格好を確認すると、それらしき女性を発見。プロフでは顔出し無しの23歳となっていましたが、実物は26歳くらい(推定)の中の中みたい顔です。デンジャラスゲームな出会い系の中では当たりの部類では、とそのときは思っていました。実際はとんでも大外れだったわけですが。

 

2.2 ベル・エポック

はじめましての挨拶もほどほどに飲み屋に移動。いいバーがあるからと連れて行かれたのは雑居ビルの8階。本当にバーみたいな空間でした。先客は男女のペアが2つで、バーテンは物腰穏やかそうなホスト髪型のお兄さんが一人。

やや警戒はしていましたが、ハチャメチャに悪い店ではなさそうです。メニュー表を見ます、チャージ1kにカクテルが800円〜とあります。いたって普通そう。

(今調べてみるとネットに情報がなかったので怪しさはありますが)

 

一杯目、軽くカクテルとカクテルをカチン。

いい感じです。お話をします。

 

相手は看護師さんらしいです。看護師、これはワンナイトの確率が上がってきました。

人生観を語られます。いい人そうです。

私の話をします。そこそこ話はちゃんと続きます。一応キャッチボールは成り立ってます。

何の変哲もない、ただの出会い系で会った男女です。何の変哲もありません。

 

事件が起こったのはその後でした。

二杯目、あちらがボソリと何かを頼みます。はて、よく聞き取れませんでした。謎の主人公スキルの発動です。さてそんな主人公こと私、注がれるシャンパンを見て、やや焦りがこみ上げて来ました。

シャンパンが高いものという認識はお酒に弱い私でも知っていますし、ペリエのボトルがどかんと置かれれば否が応でも危険センサーが働きます。

いやいやいやいや待て待て待て待て。相手は社会人、ましてや初対面の人間と飲むのにそんな高いやつを頼む人間がいるか?ペリエといえど、安いやつだってあります。きっとそれに違いない、うん。

「まだあわてるような時間じゃない」

仙道さんだってそう言っています、とりあえず飲んでから考えましょう。

 

それではひと口────うめぇ……

お酒に明るくない私にも分かる、圧倒的美味しさ。たしかに酸味は鋭いながらも、全体としてスッキリしたもので飲みやすいです。酸味も後に残らずドンドン飲みたくなってしまいます。

 

 カクテルにもしてみます、オレンジジュースで割ってみましょう、ミモザってやつです──うめぇ……

これはもう完敗です、めちゃくちゃ美味しい。オレンジで酸味が緩和されつつ、全体としてのスッキリした輪郭がオレンジに負けていません。完敗です。

 

さて皆さんお気づきでしょう。お酒に弱い私でも分かる美味しさ、このシャンパン、普通に高いのです。とりあえずの予想として3万前後かなという推測を立てました。問題はこの3万の割り方です。え?僕が払うの?それは……シャンパンより酸っぱくない?

流石に相手は社会人、こちらは学生、あちらが奢ってくれるなんてことはなさそうまでも、せめて割り勘くらいにはしてくれるかなぁと。勝手に頼んだのあっちだし……

 

 

そう考えていた私が甘々でした。

相手の方、トイレに行きますねと席を立ちます。トイレはすぐ左手にあったので別に怪しいとかはないです。

さてさてその間にやってみましょう!

ペリエチェ〜ック🍾

ボトルを見てみます。ペリエ……じょうえと?じょーと?べれ、えぽ……エポックか。

調べてみましょう、ポチポチと。

 

これかな?

……高いですね

 

あまつさえ公式サイトでは在庫なし(2018/3/3現在)という。

PERRIER-JOUET(ペリエ・ジュエ) | ワイン通販のENOTECA(エノテカ)

 

これは……詰みました。割り勘の一縷の望みにかけるしかありません。

と思っていたら女性が帰ってきます、すると開口一番「すいません、ちょっと電話してきていいですか?」と。

まぁ看護師さんですし、そういうこともあるでしょう。まぁ看護師さんですし、ちゃんと帰ってくるでしょう。

「どうぞ」と声をかけ、この美味しいお酒をシッポリと飲んでいきます。これが彼女と交わした最後の言葉となるとも知らずに──

 

(続く)

出会い系で会ったナオンに5万円騙し取られた話④ - マラ立ちぬ